【お金№2】アベノミクスについてもよくわかる経済学本_まんがで読破雇用・利子および貨幣の一般理論_ブックレビュー

【お金】ブックレビュー
皆さん
こんばんは牛尾健です。
今日は2015年6月15日 に出版された

ジョン・メイナードケインズ さんの

「まんがで読破雇用・利子

        および貨幣の一般理論」

ブックレビューをしていきたいと思います。

1929年10月24日ニューヨーク証券取引所での株価が大暴落し、世界恐慌が始まる。著者の出身地のイギリスでも失業者が常に100万人はくだらない状態が何年も続いていた。
この失業問題を解決するために発案された現代の経済学の礎ともなる経済学について書かれた本です。

★この本から得られること

・アベノミクスの政策が理解できる

・不況時に取るべき行動を理解できる
・なぜ日本で20年間も不況が続いたか理解できる
・かしこいお金の使い方を知れる

■要約

経済は連鎖活動から成立している。その要素と不況の対応策を知ることが重要である。

★ 不況を生む要素

・利子率が上がる
・GDP が減少する
・消費・投資が抑制される
・貯蓄をする
・給料が下がる
・労働供給が過剰になり物価が下がる
・労働需要が減少する
・公共事業が抑制される
・海外貿易が赤字となる
・非自発的失業者が増える

★ 不況を解消する流れ

① 政府が利子率を下げるためにお金の供給量を増やす =金融市場にお金を使う、政府支出を増やしGDP増加
② 利子率が下がったことで企業が設備投資等を行いを生産性を向上する= 民間投資を増やし GDP 増加

③ 企業が儲かり労働者の所得も増える

④ 個人消費者が所得が増えた分、お金を使う量が増える= 企業が儲かる、 有効需要が増加、個人消費によりGDPが乗数で増える
⑤ 人を雇い始め完全雇用を達成する= 自主的失業者と呼ばれる日
⑥ 利率が下がりすぎた場合は、政府が大量に購入していた債権を売って利子率の操作をする ※利子率が下がると債券が上がるため
⑦ 政府が積極的に事業を起こして雇用を創出する= 公共事業に使う税金は賃金という形で家計に戻ってくる
⑧ 自国の商品を他国に輸出する= 消費となり GDP が増加する ※ しかし他国の GDP は下がるため不況を輸出しているとも言われ著者はお勧めしていない

■論点

失業者はなぜ生まれるのか。失業とは何か。

賃金を減らせば失業問題の解決につながるというのは嘘。
労働者は自分の賃金にしか興味がない。
賃金が不景気でもあまり変化しない理由。
需要増加させるには GDP を増やすこと。
GDP を増やすには政府支出、民間投資、個人の消費を高めることが重要。
消費が増えれば増えるほど所得も増える。
個人がどれだけ倹約に励んでも社会経済全体には何の意味も持たない。むしろますます不況になってしまう。

■意見・感想

まさにアベノミクスの金融市場にお金を投入し、マイナス金利を生み出し利子率を下げて企業を儲けさせて需要を創出する試みの理論がわかる経済学本でした。

漫画でストーリー仕立てで書かれているので、経済学の本ですがさらっと読みやすいのも好印象です。
この著者の経済学は、世界中で使われており日本でも実行されております。
効果をあまり実感できない問題点としては、私も含めて
・給料が増えても倹約し貯蓄する人が多い
・需要を創出するのに障害となるの法規制が多い
・個人の経済政治への理解が足りていない
という3点が大きい気がしました。
この本を読んで日本の未来を良くするためにも、経済の知識を身につけていくべきと思いました。

■人生最適化へのアプローチ

まずは自分の健康・ 能力など市場価値を上げることにお金を使い、経済政治がどのように動いてるか知ろう!!!!!

■ハッシュタグ

#経済学 #雇用・利子および貨幣の一般理論 #ケインズ #アベノミクス#金融政策 #日本の未来